行政書士の必需品、朱肉
ちょっと真面目に比べてみました
- 2020.06.25
- 太郎山だより
行政書士は印鑑を押すことが多い職業ですが、
「文具店で見かけた朱肉を買っているだけでどの朱肉が良いか選んだことがない。」
という人は意外と多いのでは?
そこで広報委員4名が使用している朱肉を持ち寄って評価してみました。
果たして違いはあるのでしょうか?
評価方法
- 使用する印鑑は百円ショップで購入したもの。【上田】(太い線が多い)と【長野】(細い線が多い)の二つを使用
- プラスコピー用紙 CR-220 56-001(上質紙 64g/㎡)に押印
- 紙の下には捺印マットを敷いた
- 評点は5(良い)、4(やや良い)、3(普通)、2(やや悪い)、1(悪い)の5段階評価
- 二名が押印し、四人がそれぞれ目視で評価した点数の平均点を四捨五入して記載
- 極力同じように押印し、人為的な誤差はやむを得ない事とする
評価項目
- 発色 色味、鮮やかさ
- 色ムラ インク面の色ムラの程度
- にじみ インクにじみが無く細い線が細いままか
- つけ易さ 朱肉のつけやすさ
- 裏映り 裏面への影響が少ないか
- 速乾性 押印してすぐに軽く擦り、インクの延び、色移りがないか
- 定着性 押印して十分に乾燥させてから、紙をこすりつけて色移りしないか
実際に朱肉を試してみました
行政書士会上田支部が選ぶ朱肉は
マックス プレミオ
評価の結果、最高得点はMAX(株)のプレミオとなりました。発色が良く鮮やかな色味は広報委員の間でも高評価でした。朱肉パッド部分が布製のため、付けるインクが少ないと布目が出てしまうという欠点も併せ持っているのが玉にきずですが、そこさえ気を付ければ抜群のパフォーマンスでした。
特に目立った欠点がないという事で、サンビー(株)のシューイングベベやシャチハタの速乾朱肉も不満なく使えるのではないでしょうか。
他にも色々な朱肉がありますので、自分好みの一品を探すのもまた一興かと思います。その際に本レビューが参考になれば幸いです。
おことわり
押し方やインクのつけ方などの条件で結果が変わることも考えられますし、評価はあくまでも広報委員個人の感性によるものです。
絶対的なものではありませんが、通常通り使ってみての感想という事でご覧ください。
この記事を書いた行政書士
行政書士 伊藤宗泰
いとう行政書士事務所代表
http://itogyosei.com
-
前の記事
長野県も自転車保険の加入が義務付けられました 2020.06.22
-
次の記事
令和元年度支部懇親会報告 「信州新町さぎり荘でのひととき」 2020.06.25